血糖値とは
血糖値とは血液の中のブドウ糖の量(濃度)
血糖値とは、血液の中のブドウ糖の量(濃度)のことです。
- 血液の中のブドウ糖の量が多い = 血糖値が高い
- 血液の中のブドウ糖の量が少ない = 血糖値が低い
では、そもそも血液の中のブドウ糖は何のためにあるのでしょうか?
ブドウ糖は体のエネルギー源
体を動かすにはエネルギーが必要です。手、足を動かすのにもエネルギーが必要です。肝臓や腎臓が働くにもエネルギーが必要です。頭を働かせるのにもエネルギーが必要です。
体を動かすのに必要なエネルギーの源がブドウ糖です。車にたとえると、ガソリンということになります。
- 車:ガソリンを燃やして動きます。
- 人間:ブドウ糖を燃やして動きます。
車はガソリンがなくなると動かなくなります。人間の体も、ブドウ糖がなくなると動かなくなってしまいます。そんなことが起こると大変なので、血液がブドウ糖を全身にくまなく運んで不足しないようにしているのです。
血糖の正常値
- 血糖値 = 血液の中のブドウ糖の量
- ブドウ糖 = 体のエネルギー源
ということがわかりました。このようにブドウ糖は体にとって重要なものなので、血糖値はある狭い範囲にコントロールされています。

糖尿病でない人は、朝食を食べる前の血糖値は60-109mg/dlという、比較的狭い範囲に調節されています。食事を食べると血糖値は上がりますが、140mg/dlを超えることはあまりありません。
- 朝食前(空腹時)の血糖値:60-109mg/dl
- 食後の血糖値:140mg/dlを超えない
正常の範囲を超えて血糖値が高いと、糖尿病という診断になるのですが、具体的にどのぐらい高いと糖尿病と診断するのかについては、後ほど詳しく説明したいと思います。
血糖値の調節
血糖値は、比較的狭い範囲内に調節されています。体はいろいろな仕組みで、血糖値を調節していますが、その中で重要な役割を果たしているのが、血糖値に影響を与えるホルモンです。
血糖値を上げるホルモンには、グルカゴン、アドレナリンなどのカテコラミン、成長ホルモン、副腎皮質ステロイドなど、複数のホルモンがあります。どうしてこのように多くのホルモンがあるかというと、血糖値が下がりすぎると体がエネルギー不足になり、危険な状態になるからです。そのようにならないように、複数のホルモンで血糖値を上げるようにしているのです。
血糖値を下げるホルモンは、ひとつしかありません。それは、インスリンです。
次はインスリンについて解説します。
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