体重、体脂肪の測定、記録
体重、体脂肪の測定の原則
体重、体脂肪の測定で気をつけることは、次の通りです。
- 毎日測る。
- 決まった時間に測る。
- 決まった条件で測る。
- できれば、複数回、測る。
体重は起床時に少なく、食後は増えるというように、一日のうちでも変動しています。 また、ほとんどの体脂肪計は、「体の水分量」から「体脂肪率」を推定しているため、 決まった条件で測ることが重要です。
人の体は、水分がほとんどない脂肪組織と、水分を多く含んでいる除脂肪組織(筋肉、骨など)に分けることができます。水は、電気を通すので、この原理を使って体の「水分量」を推定して、そこから「体脂肪率」を推定しているのです。
例えば、運動すると汗をかいて体の水分が失われます。運動の前後で体重を測ると、体重が減っていることがあります。しかし、減った体重のほとんどは水分です。
このとき、体脂肪率を測ると、どうなるでしょうか?おそらく表示される体脂肪率は、変わらないか、増えていると思います。体の水分が減ったので、体に電気が通りにくくなります。体脂肪計は「水分が減った」のではなく、「体脂肪が増えた」と判断してしまうのです。
実際は、体脂肪率はほとんど変わっていないはずです。運動で失われた水分を飲んで、しばらくして測ると、体重も体脂肪率も、運動前後でほとんど変わりません。
したがって、「決まった条件」で測ることが、大切です。
測定するのは
- 起床時
- 朝食直後
- 夕食直後
- 就寝直前
の1日4回が理想的です。
- 夕食が遅くなると、睡眠中の体重の減り幅が少ないこと
- 夕食後に「夜食」を食べると、就寝前の体重が増えていること
などがよくわかります。
4回測るのが大変な場合は、起床時、就寝直前だけでも十分効果があります。
体重は、グラフにしておくと、変化がわかりやすくおすすめです。 自分で記録用紙を作ってもよいのですが、NHKためしてガッテン計るだけダイエット―効果倍増7日間健康レシピをつかうのがおすすめです。 体重が増えたときに「言い訳」を書く欄があり、自分がどのようなときに体重が増えやすいかわかりやすくなります。
数字だけでなく、グラフにしておくのがポイントです。実際、患者さんにお勧めしたところ、グラフで体重をつけてもらうと、自分なりの体重コントロールのコツがわかり、減量できる方が多いです。とくに、なかなかダイエットできない方におすすめしています。
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体重計、体脂肪計を選ぶポイント
体重計に関しては、100gごとの体重が測定できる、デジタル体重計をおすすめします。100gごとに測ることにより、
- 正確な体重が測定できる
- 間食、食事の食べすぎによる体重増加がよくわかる
などの利点があります。
体脂肪計については、体脂肪計単独のものもありますが、体重計と一緒になっているものもあります。できれば、体重計と一緒になっており、上下肢で測るタイプのものをおすすめします。上下肢で測るタイプは両手のみで測るもの、両足のみで測るものと比べるとより正確な体脂肪率を知ることができるからです。さらに、内臓脂肪量を推定できるタイプが良いです。
おすすめの体重計、体脂肪計
パソコンとつながる体重計、体脂肪計
一押しのものをご紹介します。
オムロン体重体組成計カラダスキャン“PCコントロール”HBF-354IT

この一台だけで
- 体重計
- 体脂肪計
- 内臓脂肪レベルの測定
- 筋肉率の測定
- 基礎代謝の推定
- 歩数計
がついています。
当然、選ぶポイントで説明した点は満たしております。上下肢での体脂肪を測定し、内臓脂肪レベルも30段階で判定可能です。さらに基礎代謝の推定も可能です。
この機種の売りは、それだけではありません。測定したデータは、体重・体脂肪計から歩数計に移して、歩数計とパソコンをUSBケーブルでつなぐことにより、パソコンで歩数データや体組成データを管理することができます。付属の専用管理ソフトを使えばグラフやチャートで表示することも可能です。
また自分の設定した目標値に対する達成度や、体組成と歩数のデータを組み合わせて、消費カロリーと体脂肪率の変化を同時に比較することも可能です。付属のソフトで物足りない方は、歩数データや体組成データをCSV形式のファイルとして出力可能なので、他のアプリケーション(例えばMicrosoft Excelなど)で、歩数データや体組成データを活用することができます。
体重、体脂肪、歩数の測定は継続して続け、それを記録していくことが重要になりますが、この機種を使うと、記録を手間をかけずに続けることができます。
日間、週間、月間、年間の歩数の集計、達成度などもグラフィカルに表示することができるので、楽しく続けることができると思います。これから、購入予定の方にはお勧めします。
この体重計をパソコンと連携が必要ない方におすすめ
パソコンとの連携が必要ない方におすすめの機種を紹介します。
オムロン カラダスキャン コントロール HBF-354
オムロン カラダスキャン コントロール HBF-354です。
パールベージュ
上で説明したHBF-354IT と比べると、歩数計とパソコンとの連携機能が省かれています。
- 体重計
- 体脂肪計
- 内臓脂肪レベルの測定
- 筋肉率の測定
- 基礎代謝の推定
これらの機能については、しっかりついています。当然、上で説明した選ぶポイントはすべて満たしています。
部位別に体脂肪率・筋肉率を測定できる機種
体脂肪率、筋肉率を腕、体幹、脚にわけて部位別に測定できる体重計・体脂肪計があります。
オムロン 体重体組成計「カラダスキャンチェック」HBF-355
残念ながら、パソコンと連携機能はありません。
その他の体重計
体重計は他にもいろいろあります。


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