歩数の測定、記録
運動をする前に
2型糖尿病患者さんにとって、運動療法は、食事療法と並んで治療の基本です。日常生活で運動量を増やしていき、継続することが重要です。運動療法により、
- インスリンの効き目の改善
- 血糖コントロールの改善
- 血圧の改善
- コレステロール代謝の改善
を期待することができます。
1型糖尿病患者さんでは、血圧の改善、コレステロール代謝の改善などが期待できます。
しかし、血糖値が非常に高かったり、糖尿病合併症の状態、その他の病気により、運動療法が望ましくない場合もあります。運動療法を行う場合は、主治医と相談するようにしましょう。
ウォーキング
ウォーキングは強度の弱い運動ですが、いつでも、どこでも、気軽に行える運動です。 運動のために時間がなかなかとれない方も、通勤時間や移動時間をうまく使うと、ウォーキングをすることができます。
最初は、歩行時間を増やす、近い階への移動であれば階段を使う、など無理のない運動から初めて、徐々に運動量を増やすのが良いです。 ウォーキングのスピードの目安としては、「ややきつい」と感じる程度が良いです。心拍数の目安としては「220−年齢」程度になります。
できれば、毎日、少なくとも1週間に3日は行うことをおすすめします。
歩数の測定
日常生活での歩数を知るため、ウォーキングをしたときの歩数を知るために歩数計をつけることをおすすめします。 歩数を測ることにより、ウォーキングをするモチベーションが上がります。運動をしっかりしたときは、 血糖値も下がることがよく判ると思います。また、歩数計による1日の歩数が多いほど、インスリン感受性がよくなる(インスリンの出が同じでも血糖値が良く下がる)という研究があります。
歩数計はいろいろありますが、私がおすすめの歩数計を紹介します。
かばんやポケットに入れたまま、歩数を測ることができます。脂肪燃焼量の目安を知ることもできます。そして、なによりも、パソコンとつなぐことにより、 歩数をパソコンで管理することができます。楽しく、ウォーキングを続けることができると思います。
この機種と体重計・体脂肪計が一緒になった機種もあります。 歩数だけでなく、体重・体脂肪率などもまとめて、パソコンで管理することができます。
オムロン体重体組成計カラダスキャン“PCコントロール”HBF-354IT歩数計は、このほかにもいろいろあります。自分に合った歩数計を探してみたください。
